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くらネについて
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●塗り壁隊ってなに?
塗り壁隊は2000年の春に結成され、5年が経過しました。
塗り壁隊は土壁と土の文化を創る素人の左官集団です。プロの左官屋さんではありません。土や土壁に興味のある人なら、誰でもいつでも参加でき、隊員になれます。また、単なるボランティア活動ではありません。素人ですから請負仕事もしません。

土壁のオーナーは、自らが自力作業をして土壁を作ります。塗り壁隊はそのオーナーの作業をサポートします。オーナーは作業の実費+αを塗り壁隊に支払います。塗り壁隊は現代社会から土を再度見直し、新しくてモダンな土壁、土の文化を創ることをめざします。主に関東を中心に、いろんな場所でいろんな土壁を塗ってきていますが、東方では宇都宮、西方では岐阜の美濃、北方では小諸にまで出かけています。作業依頼が入ると、事務局から作業の1ヶ月前に、隊員に作業連絡をして参加者を募集します。作業に参加する隊員は事務局に申し出ます。


塗り壁隊作業工程

生石灰は石灰岩や貝殻から作られます。生石灰の粉を水で溶いたものを生石灰クリームと呼びます。
この生石灰クリームをそのまま壁に塗ったり、山土と混ぜて土しっくいにするとどうなるか。
ふしぎな力を持つ生石灰と土壁の世界を体験してみよう!!

1.材料作成工程
●練り工程 その1
土をバケツで計り、フネにあけます。
●練り工程 その2
バケツで砂を計ってフネにあけます。
 
●練り工程 その3
スコップを使って、土と砂をまんべんなく混ぜます。
●練り工程 その4
土と砂が混ざったら、生石灰を入れ、材料をまんべんなく混ぜます。
生石灰は強いアルカリ性なので、扱いには要注意。目に入れば、失明する可能性もあり。ゴーグルやゴム手袋は練り方には必需品です。
●練り工程 その5
土、砂、生石灰を混ぜたところへ、水を加え、生石灰を沸化させます。
土の様子をみながら水を加え、混ぜ続ける。水を含んだ土の重さはかなりのもの。重労働です。
 
●練り工程 その6
スサを入れ、スサがまんべんなく土全体に行き渡るように混ぜつづけます。この時点で、フネの中身はかなりの重さに。練る人もヘとヘとになります。表情が険しくなり、口数も少なくなります。
半分意地になりながら、練り続けることおよそ20分。沸化がおさまり、土から熱気が消え、
練る人の目が疲労でうつろになったら、土しっくいの完成です。

2.壁塗り工程
練り上がった土の感触を確かめる為と、参加者に塗り方の見本を示す為、代表が試し塗りを行います。
土が硬すぎたり緩すぎたりしたら、ここで調節します。
代表からゴーサインが出たら、いよいよ塗りの作業です。利き手にはコテ、反対の手にはコテ板を持って、参加者全員が一斉に塗りはじめます。最初は土がうまくのらなかったりします。グッと腕に力を入れて、しっかり土を壁にくっつけます。ミジミジと狭い面を塗るのではなく、ザザッと土を広げて広い面で塗るのがコツです。この時点で、きれいな面をつくるように塗る必要ありません。塗りはじめると、土の感触がわかるようになってきます。その快感と、塗りの楽しさは唯一無二のもの。確実に病みつきになります。
現場の要望に応じて、土しっくいにタイルや貝殻などを埋込み、装飾を行うこともあります。
ざっくりと塗り付けた土が少し乾いてきたら『押さえ』を施します。腕の振りを利用し、コテで土を壁に押さえ付けます。押さえ付けながら、
表面をならします。『押さえ』が終ったら、塗りの作業のおしまいです。道具などの後片付けをして、塗り壁隊の作業は終了です。
お疲れさまでした。


塗り壁隊へのお便りatelier-hen@bea.hi-ho.ne.jp
塗り壁隊ホームページhttp://www.bea.hi-ho.ne.jp/atelier-hen/

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