SEOの成果報酬が長続きしない理由

最近、大手の制作会社や、膨大なコンテンツを所有する会社などがSEOの分野に進出してきている。
Googleのリンク販売の規制が進む中、そのサービスの多くは成果報酬のようだ。
なかには、直接エンドユーザーではなく、SEO事業者向けにサービスの提供を狙うものまである。
一見すると、成果報酬はユーザーに優しいように見えるが、実は業者の都合によるところが多い。
私たちも、そうしたサービスを提供しているのでわかるのだが。。。
『達成できそうな案件から処理していく』
ことになって、ほったらかしにされるケースも多いようだ。
そして、全体的にみてユーザーの満足度も高くはないようだ。
ほとんどの成果報酬のサービスは、外部リンク獲得によるものだ。私が10社程度に問い合わせしたところ、全ての会社が外部リンクがメインであるということだった。
サイトの内部の改善に関して、長々と解説する営業マンもいたが、ほとんどは形式的なはなしであった。
そして、現在行っているSEOの事例をいくつか教えて欲しいというと、
『顧客情報は公開できない』
という会社がほとんど(1社のみ1例を公開)であった。
”現在までの成功案件1000件”と広告している会社が1件も事例を公開できないとはどういうことか??
顧客を満足させるサービスであるならば、年単位で継続するはずである。
実は、継続してサービスを受ける会社が少ないのではないだろうか??
まずコストを見てみよう。
検索語句が100,000万件をこえるもの(2007年時点のovertureの指標)だと、
1ヶ月の成果報酬の上位表示価格は30~50万円になるようだ。
これが高いか安いかは業界によって違う。
こうした語句で来訪するお客さんは、月間5000~8000件程度だと思われる。(参考:弊社運営サイト)
もし仮に、50万円支払って、5000件の来訪だと、1件あたり、100円の単価となる。
OvertureやAdwordsなどの広告と比べると非常に微妙な価格となる。(業界によっては非常にお得な場合も)
広告の方が幅広い語句へ対応できるメリットもある。競合が激しい分野の場合、ビックキーワードの1語のみで売り上げを上げるのは非常に難しくなってきている。
早いはなし、集客しても思ったよりも受注がとれない現象が起きてくる。
ほとんどの成果報酬の場合、月額で費用が発生する。その費用の多くは、その業種などに配慮した単価ではない。
検索数や検索結果件数などを元にしている。
人材サービスや不動産などの場合は比較的良いが、小売などは非常に厳しい価格となってしまうようだ。
また、依頼者の中にはサービスの内容を全く理解していない人も多い。
検索順位を一度上げてしまえばしばらく順位が保てると考えている方もかなりいるのではないだろうか。
ほとんどのサービスが外部リンクまかせなのだから、契約が切れると1ヶ月もたたないうちに順位が下落してしまう。さらに、1ヶ月間でこうしたバックリンクの大変動が起きるので、検索エンジンへの評価は、サービス開始前より低くなってしまうことも・・・。
人によっては、詐欺にあったと感じることもあるようで、そうした被害を訴える方も増えているようです。
どんなサービスで、どれくらいの効果が望めるかをよく検討し、業者任せにしないことが肝心でしょう。
万能なサービスなどないのですから…。
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